2009年6月10日水曜日
DJ CASIN`s 雑文 vol.4
バックナンバーはこちらから
ご無沙汰しておりました、またサボってました。
先日、-W-(WAIKIKI CHAMPONS)とのセッション・ライヴで渋谷のlushという所に行ってきたのですが、まーなかなか良い感じにできまして、安堵感と「東京で楽しもう」という修学旅行気分で、お酒を飲みまくってましたら、思いっきり転んで両膝を強打してしまいました。大雨、サンダル、千鳥足、の3拍子が原因でしょうね。
その後、最終の深夜バスに乗り込み帰路を目指したわけですが、出発早々に恐ろしいほどの尿意に襲われ運転手さんに嘆願し、休憩する予定の無いサービスエリアで停車してもらいました。
ホント、同乗の方々には迷惑掛けちゃいました。
しかし、密室での限界寸前の尿意ほど恐ろしいものもなかなかないと思いますよ。気絶してもおかしくなかったです。
と徒然書いてみましたが、大して読み応えもないし、かといって書くこともないので、毎回文末に添えている「最近の身近なモノとコト」を拡大して、お茶を濁したいと思います。
①SEEDA 「SEEDA」
今のところラストアルバム。
「花と雨」のようにBach Logicが全トラック制作してる訳ではないですが、ラップと各トラックがお互いアプローチし合って、まさに相思相愛といった曲が多いのは、彼が終始アルバムの指揮を執っていたためと思われます。
ハイファイなトラックが目立つので最初に聴いた時はちょっと耳慣れなかったのですが、余裕たっぷりなSEEDAのラップでやはりクセになります。
「花と雨」以降も続いていた長いトンネルを抜けきって、だいぶ表情豊かにフロウしてますね。
そして、リリックの内容も普遍的なものが多くなっています。
ただここ数年ちょくちょく見受けられる、実力派で通ってたラッパーが変にポップフィールドで戦おうとするが為に吐き出す、スナック菓子のような軽いメッセージなんて全くないですけどね。
メジャーでがっつりお金を掛けた作品よりも、こういったクリエイティヴ・コントロールをしっかり持った人の作品が必要最小限のプロモーションで売れてる*1のは痛快ですね。
んで、個人的にはこのアルバムってA TRIBE CALLED QUESTでいうとUMMAH体制になった4枚目「BEATS RYHMES AND LIFE」って感じなんですよね。
徐々に方向性を変えていった過程の段階というか。
まっTRIBEの場合はサウンド面でってことなんですが。
期待されてた中で出たあの4枚目って無機質だとかって(特にあのスネアの鳴りが)ことでリリース当時はちょっと批判的に言われてたんですよね。
その後、5枚目のラストアルバム「THE LOVE MOVEMENT」で4枚目の路線を突き詰めてネクストレベルにいってTRIBEは解散、となったわけですが、それに習ってSEEDAの「THE LOVE MOVEMENT」が聴きたかったと、引退宣言を受けて思ったわけです。
*1オリコンチャートでデイリー27位、ウィークリーでも33位にランクインした。
【MyX 09.06】SEEDA / DEAR JAPAN
②2Much Crew ‘Mama Said Rock You Out’(アルバム「Buble You」収録)
ナンシーフミさんの破綻した(?)、ヤケクソ的な(?)なヴォーカルが素晴らしすぎます。
ふいに、こう言ったイビツで美しい曲(個人差アリ)に出くわすから色んなとこにアンテナ張ってなきゃなって思います。
③ホテルニュートーキョー「2009 Spring / Summer」
曽我部恵一氏のRose Recordsから。適度なループ性と適度なセッション性を兼ね備え(つまりはどっちもくどくない)、トランペット、サックス、そしてスティールパンなど多彩な楽器で心地よい演奏を聴かせてくれます。
LPでほしいアルバム。
④OMAR-S ‘In Side My Head’
Moodymannなんかとデトロイト新世代と並び称されるOMAR-Sの4~5年前にリリースされた12インチをMAIL MANでゲット(ケイタローありがとう)。
音質も含めて荒々しくプログラムされたドラムに往年のピートロックを彷彿させるフィルターかかりまくりのベースライン(といってもBPMは120くらい)、んで時々うっすらとコーラス的なループが入ってくるってだけの短時間で作ったような曲構成なんですが、何度も聴けちゃいますね。テクノ版MF DOOMといった趣き。
こういった曲はセンスが無い人がやるととんでもない駄作になるんでしょう。
ちなみにこの12インチは針が内側から外側へ走るという、逆回転再生となっています。んで片面プレス。そういえば、ここ最近片面プレスのレコードに出くわす率が高いです。
⑤Method Man&Redman Feat Saukrates ‘A-Yo’
冒頭Redmanの生きのいいスタートダッシュがカッコ良すぎますね。
先日Mu-Rさんと話してる時にこの曲に対して「Saukratesのフックがイマイチじゃないですか?」なんてのたまってしまったのですが、改めて聴いてみてMu-Rさん、そしてSaukrates先輩に謝りたい気持ちでいっぱいになりました。
現在Saukrates先生はラップよりも歌中心になってるみたいですよ(Mu-RさんがHungerさんから聞いた情報をMu-Rさんから孫聞き)、Mitsuさんの2ndでも歌ってましたしね。
そしてこの曲のPVでのSaukrates御大はBBEからアルバムをリリースしてた頃のSpinnaにルックスが似てますな。
今後の予定
2009/06/20(sat)
@Club ADD(sendai)
「DMC Technics SENDAI REGIONAL HEAT 2009」
SPECIAL GUEST:KIREEK
Guest DJ:CASIN(GIFT GIMMICK),
Guest Live:BREATHPOD(MONO m.i.c & DJ SERITA),
Host MC:NISHI,
DJ:TAKESHI,ELTONG,Kn2,TEADER(undergo),HAYATO(INNER VISION),
LIVE:DULLMIND POSSE,Organizer:Yusuke Koizumi(Soil Stink)
W/F 2,500YEN/1D,
DOOR 3,000YEN/1D
2009/06/26(fri)
@Club Shaft(sendai)
「Loop Line」
SPECIAL GUEST LIVE/環ROY
GUEST LIVE/BREATHPOD(MONO m.i.c & DJ SERITA)
LIVE/DULLMIND POSSE
GUEST DJ/CASIN
DJ/DJ ELTONG
ADV \2500(1D)
DOOR \3000(1D)
2009/07/11(sat)
@Club ADD(sendai)
「GIFT GIMMICK presentスチャダラパー LIVE TOUR '09『Station to Station 2009』After party」
GUEST DJ:???
DJ:CASIN,masashi,DJ Kenchy,DJ G-CO,DJ HI-ROCK
organizer HAMA
W/F 2,000YEN/1D,
DOOR 2,500YEN/1D
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿